長久手市は、大学連携を4つのビジョンに基づき推進します。
ビジョン1 社会貢献
長久手市は、地域社会が抱える課題解決のために「あなたも一歩、 みんなと一歩」をめざして、大学生と地域をつなぎます。
- 地域社会が抱える課題に取り組む市民・団体と、地域に貢献し たい大学生や市民とが出会う場(きっかけ)をつくり、様々な連 携をつくります
- 地域社会が抱える課題解決に取り組むために生まれた「連 携」を応援するしくみをつくります
- 地域に貢献したい大学生や市民の新たな挑戦を応援し、一人 ひとりのボランティア*3という行動が持続し、新しい連携につ ながるための環境をつくります


※3ボランティア:このビジョンでは、「ボランティア活動は、個人の自由意思に基づき、その技能や時間等を進んで提供し、社会に貢献 することであり、ボランティア活動の基本的理念は、自発(自由意思)性、非営利性、公共(公益)性、先駆(開発、発展)性 にある」という、国の答申を用いた考え方を基本としました。非営利性については、「経済的な対価をボランティア活 動の主な目的としないこと、そして、ボランティア(人)を安価な労働力と見なさないこと」としました。
参考文献 ・文部省生涯学習局長通知(1992年8月3日)生涯学習審議会「今後の社会の動向に対応した生涯学習の振興方策について(答申)」の送付について ・内海成治・中村安秀編著(2011)「国際ボランティア論」アカニシア出版
ビジョン2 教育活動
長久手市は、市内にある愛知淑徳大学、愛知医科大学、愛知県立 芸術大学、愛知県立大学の4大学(以下「4大学」という)の専門性 と特色を生かし、地域課題を解決する社会貢献活動につなげるための教育活動を支援します。
- 社会貢献活動にかかわる教育活動を支援します
- 社会貢献活動にかかわる教育活動支援の基盤を整備しま

ビジョン3 研究推進
長久手市は、大学の教員、大学生の研究を支援し、長久手市の地 域の課題解決と活性化を図ります。
- 情報交換と交流、体験する場づくりを進めます
- 情報発信、情報共有のしくみづくりを進めます
- 研究活動のサポート体制づくりを進めます



ビジョン4 拠点整備
長久手市は、地域、企業、大学と市とが相互に連携するための、地域連携の活動拠点整備を進めます。
- 大学連携拠点体制を整備します
- 長久手市による大学連携調整部署の整備をおこないます
- 大学連携活動推進のための委員会を設置します
