• 長久手市大学連携推進ビジョン4U

主に障がいのある子どもたちと触れ合うボランティアサークルで、「めだかの会」と申します。工作やゲーム、おやつ作りをするなど、月に1回ほどのペースで活動しています。メインは大江ホールという多目的ホールのような場所で活動していますが、ときどきプールやバーベキューといった野外でのイベントも行っています。

 

子どもは一人一人、障がいや特性が違うため、それを学生同士が情報共有しないといけません。保護者の方は僕らを信頼して子どもを預けてくれるのですが、当然、親としてはこうして欲しいという要望があります。けれど、毎回参加するメンバーが違っていたり、保護者の思いを反映できない状態が続いているので、学生が活動に対する共通意識を持ち、保護者の思いや子どもの情報をもっと知る必要があります。話し合いを重ねて、学生同士のコミュニケーション不足を解決したいと思っています。

 

例えば、中高生の男子が女子学生にどこまでスキンシップしていいのか、保護者としても心配になるところです。学生側もダメだよと言う子もいれば、まあいいかと言う子もいるので、意識の共有をしなくてはいけません。人によって違う反応だったりすると子どもたちは混乱するので、そこは「めだかの会」みんなで一貫した接し方をしようと考えています。一番大切なことは、子どもたちに楽しんでもらうことであり、僕らも勉強させてもらう立場なので、その辺りはしっかりやっていこうと思っています。

 

そのため今年からは、保護者の方たちに向けて、年間計画書という取り組みを始めました。僕らは今年こんなふうに活動しますとか、今こんな課題がありますとか、目に見える形で保護者の方に誠意を見せたいと考えたからです。子どもたちのことももっと理解するために、アセスメントシートという子どもの特性を記入する用紙を作成し、みんなで事前に読むなどしています。障がいのある子どもと触れ合うのが初めてという学生がほとんどなので、保護者の方に「こんなときにはどうしたらいいですか」と気楽に尋ねられるよう、保護者の方とももっとコミュニケーションをとりたいと思い、それを今、全体に呼びかけています。

 

月に1度の活動としては、その季節に合わせたイベントを考えています。各月に計画者の学生がいて、例えば1月は新年会と称して餅つきをしたり、気候がよくなる5月にはお出かけと称して屋外に出かけます。今年は東山動物園でしたが、他にもモンキーパークなどいろいろなところに出かけます。9月の運動会には体育館を貸し切って、パン食い競走などあまり激しい運動ではありませんが、みんなで身体を動かしました。運動会には保護者の方たちにも参加してもらい、学生との交流が深まるようにしています。

 

12月のクリスマス会では、クリスマスツリーの飾り付けや、学生が考えたクリスマスソングの振り付けを子どもたちに踊ってもらうなどします。プレゼント交換もあり、学生は子どもへのプレゼントを手作りして、自分が担当している子どもに贈ります。私の担当の子どもは妖怪ウォッチが好きなので、そのキャラクターがついた箱をつくり、中に妖怪ウォッチのお菓子をいろいろ詰めてプレゼントしたのですが、とても喜んでくれました。

 

今後も、子どもたちに思い切り楽しんでもらえるように、子どもと学生だけでなく、保護者との交流の機会もつくりながら、学生同士でイベントを考えていきたいです。

(2017年9月20日、第3回ワーキング、愛知県立大学)