• 長久手市大学連携推進ビジョン4U

愛知県立大学のサークルで「子どものひろば」と申します。愛知県立大学教育発達学科の学生がメンバーの8割9割を占めています。主に1年生から3年生が所属しており、メンバーは115人ほどで、主な活動内容は年2回行っている「キッズパーク」というイベントの企画運営です。それに加え、外部からのボランティアの依頼も請け負っています。

 

「キッズパーク」は、毎年夏と冬の2回行っています。今年も7月に行われ、主に長久手市、日進市、瀬戸市から800人ほどの子どもが参加してくれました。場所は愛知県立大学の一部の校舎と体育館で、お化け屋敷や工作など六つの企画に分かれ、どの企画も一からつくって行います。

 

毎回、子どもたちは700人から800人集まるので、私たちだけでは対応しきれません。そのため外部の大学生やボランティアサークルから、ボランティアさんを募集して、毎年40名ほどの方たちに入っていただいています。当日はさらに増えて、だいたい130、140名くらいのメンバーで行っています。釣りなどのミニゲームや、武道場を貸し切って大きなサイコロとマスで遊ぶ巨大双六など、自分たちで企画した遊びをします。最後には学生たちがアーチをつくり、その中を通る子どもたちをバイバイと送り出すのが、毎回の決まり事になっています。

 

前回のキッズパークでは「IKEA長久手」との連携企画をさせていただきました。IKEAさんの家具や玩具などをブースに置いて、子どもたちが遊ぶ部屋を設けたり、外国人従業員の方たちと小学生が会話する国際交流コーナーの企画もしていただきました。私たちではできないような企画をしていただき、私たちにとっても貴重な経験を積むことができました。

 

外部ボランティアは、長久手市や瀬戸市の子供会や児童館などから依頼を受けることが多く、予定が合えば学生を派遣し、ボランティアとしてイベントに参加します。イベントによっては企画から行うこともありますが、キッズパークで幼稚園から小学生まで幅広い年齢に対応しているので、その経験が生かせます。反対に、外部のボランティアがキッズパークに生かされることもあります。

 

これらの活動を通して、学生は多くのことを学んでいます。サークル員の大半は小学校教員や保育士、幼稚園の先生になることを目指しているため、将来に向けての経験を積むことで、広い視野が身につきます。例えば、子どもたちに起きるハプニングやアクシデント。それを未然に防ぐための危険予測、起きてしまった場合の臨機応変な対応力を養うこともできます。さらに、学科や学年が異なるサークル員同士での交流があるため、一から企画する上で、アイデアを伝え合い、それを形にする力が必要になってきます。また、サークル員同士の絆を深めることは学生生活にも生きています。

 

また、長久手市、瀬戸市、日進市と連携させていただいているので、地域への貢献をすることにより、地元の方との交流も深まっていきます。このように年齢や学校の垣根を越えて、絆を深め、コミュニケーションを図ることは、私たちにとって大きな学びとなっています。

(2017年9月20日、第3回ワーキング、愛知県立大学)