• 長久手市大学連携推進ビジョン4U

愛知医科大学は、医学部と看護学部の2学部からできている大学で、合計1200名ちょっとの学生がいます。また、ドクターヘリの運用と基幹災害拠点病院を担う大学です。

 

我々から主な提案は、心肺蘇生や災害時の緊急対応について、せっかく4大学の連携なので、まずは各大学に学生リーダーをつくろうということです。これが我々「AMULET (Aichi Medical University Leaders’ Educational Team) 」という名前の由来で、愛知医科大学がリーダーを養成するチームという意味です。

まず心肺蘇生とは何か、簡単に説明させていただきます。心肺蘇生とは、救急車の到着まで心臓や肺の機能が悪い方に対しておこなうものですが、救急車の到着は全国平均でだいたい8.6分といわれています。長久手市だともう少し短くて6分強ではありますが、それでも、6分間も心臓が止まった状態で放置したら、助かる患者さんも助かりません。ですが、心肺蘇生をした場合は、救命率が2〜3倍ほど高くなるといわれています。「心肺蘇生なら自動車学校で習ったよ」という方もいらっしゃると思いますが、実際にできるかどうかとなると怪しい方が多いと思います。なので、これをぜひ皆さんが実際にできるように、というのがまず一つです。

 

もう一つは、災害トリアージです。医療ドラマなどで見たことがあるかもしれませんが、できるだけ多くの人を限られた医療資源で治療するために、治療の優先順位を決める方法で、その傷病者がどのような状態であるか4色の色分けをします。どの人が最初に治療が必要なのか、判断するために重要になってくるのですが、医療従事者しかできないのかというと、皆さんの中にもできることはあると思います。これができることによって、例えば大学内で災害が起きて大学が孤立してしまった。救急車が2台来るけれど、どの人を先に運べばいいか。という事態にも、皆さんの中でそれを決められたら、少しでも多くの患者さんを救急車で受け入れてもらえる形になると思います。なので、ぜひ皆さんにもトリアージができるようになってほしいと考えています。

そこで、学生リーダーの講習です。我々医学生看護学生が、4大学の学生リーダーといわれる皆さんに、心肺蘇生やトリアージの方法を説明いたします。それを各大学に持ち帰っていただいて、各大学内で教え合っていただく。こうすることによって、樹形図のように多くの人ができるようになっていくことが重要だと思っています。

学生間で教え合うと、消防署や病院での講習会より気軽に学ぶことができるのではないでしょうか。そして、教えるということはやはり自身の復習にもなります。なので、学んだことをアウトプットできる場としても有効だと思っています。

 

これらが可能になったら、我々が救護班として参加させていただく場合にも、皆さんの中から救護班として手伝える学生が出てくると思います。また、市民の方に講習会を開く際にも、我々と一緒に学生リーダーの人たちが教える側になれば、より地域が盛り上がるのではないでしょうか。

このように、心肺蘇生や災害トリアージができる学生リーダーをつくっていくことが我々の目標です。我々からの逆指名は、長久手市役所安心安全課さんです。ぜひ、イベントの際には私たちを呼んでください。また、学生リーダーをつくる場が必要ですので、その提供をお願いしたいです。ぜひよろしくお願いいたします。

2018年03月24日
長久手市大学連携推進ビジョン4Uお披露目会
コラボ!逆指名大会 @長久手市 福祉の家